| 以下の文章は院長が宮崎市歯科推進協議会(宮崎市健康増進課主催)において、宮崎市内の幼稚園・保育園の保護者向けに書いた「園便り」に加筆したものです。むし歯予防の一助になれば幸いです。 | |||||
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お子さんがだんだん大きくなり自主性が出てくると、だんだんお母さんやお父さんによる仕上げ磨きを嫌がるようになります。しかし未就学のときはもちろん、小学校の低学年までは自分では十分に磨くことはできません。毎食後は無理としても、少なくとも就寝前の歯磨きは、お子さんが歯磨きした後、お母さんやお父さんが仕上げ磨きをしてあげて下さい。 |
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| そしてもうひとつ、唾液には、むし歯菌が出す酸を唾液の作用で緩める働きがあります。 これを緩衝作用(かんしょうさよう)と言います。 再石灰化(さいせっかいか)といって、軽度のむし歯の表面を修復させる働きもあります。 これらの働きで私たちの歯はむし歯から守られているのです。 食べ物をよくかむことで唾液の分泌は促進されます。 よくかむことは顎の成長を促進するばかりか、唾液の分泌を高め、むし歯予防にもなるのです。 よくかんで食べましょう。また、食事やおやつもやわらかいものばかり取らず、 かみごたえのあるものを努めて取るようにしましょう。 また水やお茶は食事の最後にとり、飲みものと一緒に、食事を丸呑みしないようにしましょう。 目次へ戻る |
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| むし歯予防のために歯みがきや正しい食生活が、大切なのは言うまでもありませんが、もうひとつむし歯予防に強力なお助けマンがいます。それが「フッ素」です。フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ素を含んだ歯の結晶は普通の歯の結晶よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。ですからフッ素を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。 ←写真:フッ素 (フッ化物)洗口剤 |
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また、歯の周りにフッ素があると、一度、むし歯菌の出した酸によって唾液中に溶け出たカルシウムやリンが、もう一度歯に戻ること(再石灰化と言います)を促進し、歯の補修がしやすくなります。フッ素を利用する方法としては、年に3〜4回、歯科医院で高濃度のフッ素を塗ってもらう方法と各御家庭で低濃度のフッ素を毎日利用する方法とがあります。この二つの方法を併用することがより高い効果をもたらします。低濃度のフッ素を利用する方法としては、フッ素入り歯みがき剤を使う。フッ素のジェルを塗る。フッ素洗口をするなどの方法があります。このうちでフッ素入り歯みがき剤を使うという方法は市販の歯みがき剤の80%以上にはすでにフッ素が入っていますので、知らず知らずのうちに実行されているかもしれません。しかし歯みがき剤はうがいで出してしまうので、歯磨きの後、フッ素のジェルを塗ったり、フッ素洗口を加えて行なうことで、より大きい効果が得られると言われています。フッ素のジェルやフッ素洗口剤は歯科医院で扱っています。 安全性に関してもフッ素は大変高い安全性を有しています。正しく使用すれば、御紹介したすべての方法を併用しても安全です。むし歯予防にフッ素を利用することは、世界保健機構(WHO)や国際歯科連盟(FDI)をはじめ,日本でも厚生労働省、文部省、日本歯科医師会など多くの団体が推奨する安全で効果の高い方法です。歯みがきや正しい食生活に加え、むし歯予防のお助けマン(フッ素)を利用して下さい。 |
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皆さんは
健康な歯は親御さんが子供さんに贈れる大きなプレゼントです。ぜひ、ご自分に合った「かかりつけ歯科医」を持っていただき、歯科医や歯科衛生士をむし歯予防のアドバイザーとして利用してください。 |
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